こんにちは!ひでほい(@hidehoy)です。
2017年8月1日にビットコインからのハードフォークによって、
新たに開始されたビットコインキャッシュ(BCH)。
名前を知らない人は、もういないと思います。
でも、ビットコイン(BTC)と比べ「どこがどのように違うのか?」、「実際はどんなコインなの?」という方も多いのではないでしょうか?
実は僕も、ビットコインキャッシュをほとんど持っておらず、あまり知識がありませんでした^^;
そこで、今回は改めてビットコインキャッシュ(BCH)について、ビットコインとの違いに重点を置いて調べてみました。
特徴などをおさらいしながら、2018年以降の今後の将来性についても書いて行こうと思います!
目次
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ビットコインキャッシュ(BCH)の概要について
まずはビットコインキャッシュ(BCH)の概要からご紹介していきます。
通貨名 | BitcoinCash(ビットコインキャッシュ) |
ティッカー | BCH |
公開日 | 2017年8月1日 |
発行上限数 | 2100万枚 |
通貨供給量 | 16,975,413 枚(2月19日現在) |
認証アルゴリズム | Proof Of Work(PoW) |
ビットコインキャッシュ(BCH)誕生の経緯

それでは次に、ビットコインキャッシュ(BCH)がどのようなきっかけで誕生したのかを解説していこうと思います。
ビットコイン(BTC)のスケーラビリティ問題
もともと、ビットコイン(BTC)には、スケーラビリティ問題というものがありました。
スケーラビリティ問題というのは、簡単言うと、ビットコインで度々取り上げられている送金遅延問題です。
ビットコインの1ブロックサイズが1MBしかなく、1ブロックに入れることの出来るトランザクションの数は限られています。
そのため、ビットコインは、大量データの高速処理に向いておらず、また送金が増えるとこのブロックにトランザクションを入れる時点で詰まってしまい、送金が遅くなってしまうという問題があります。
スケーラビリティ問題解決のためのアクティベート
この問題を解決するために、2017年7月20日にBIP91(Bitcoin Improvement Proposal)がアクティベート(実装)されることになります。
「BIP91」とは、ビットコインの改善案に振られた番号です。
当時は、「BIP9」、「BIP148」なども候補に上がっていましたが、最終的にこのとき採用されたのは「BIP91」でした。
この「BIP91」のアクティベートにより、ビットコインキャッシュ(BCH)が新たに誕生し、ブロックサイズは最大8MBまで引き上げられるようになります。
これにより、ビットコインキャッシュ(BCH)では、ビットコインの8倍トランザクションを1ブロックに入れることが可能となり、処理速度低下というスケーラビリティ問題を解決させたのです。
ビットコインキャッシュ(BCH)とビットコイン(BTC)の違いや共通点は?

ビットコイン(BTC)との相違点
まず、ビットコインとビットコインキャッシュ(BCH)の一番の相違点は、ブロックサイズです。
ビットコイン(BTC)のブロックサイズが1MBであるのに比べ、ビットコインキャッシュ(BCH)では、最大8MBまで拡大させることが出来る点が最大の相違点と言えます。
ビットコイン(BTC)との共通点
次に、共通点について説明します。
ビットコインキャッシュ(BCH)は、ビットコイン(BTC)からのハードフォークによって誕生したコインのため、ブロックサイズ以外はほとんど同じコインと言えます。
まず、分岐したタイミングでビットコインを保有していた人には、ビットコインキャッシュも付与される仕組みになっていますので、この時点では保有ユーザーも同じですね。
そして、承認アルゴリズムもPoW(Proof Of Work)で同じですし、ブロック生成時間も10分に1回と同様です。
したがって、ブロックサイズ以外はほとんど同様と考えて問題なさそうです。
ビットコインキャッシュ(BCH)の将来性
機能面で見れば、ビットコイン(BTC)よりビットコインキャッシュ(BCH)の方が上
ビットコインキャッシュ(BCH)は、ビットコインからハードフォークして分岐された新たな仮想通貨の一つですが、機能だけを見ればビットコイン(BTC)より優れていることは容易に分かります。
なぜなら、ビットコインが抱えていたスケーラビリティ問題を解決させているからです。
したがって、現在はビットコインが仮想通貨全体の基軸通貨として価値を保っておりますが、将来的にはビットコインキャッシュ(BCH)に移って行くのではないか?という考えもあります。
そうなれば、単純に現在のビットコインキャッシュ(BCH)の価格とビットコインの価格が逆転することになるので今以上に通貨の価値を高めることになります。
また、今後ビットコインキャッシュ(BCH)ベースでのICO案件やビットコインキャッシュ(BCH)からのハードフォークによる新たな仮想通貨の誕生等が増えてくれば、その分ビットコインキャッシュ(BCH)自身の価値を高めることも出来ます。
ビットコインキャッシュ(BCH)が今後、劇的に価値を高めることがあるとすれば、やはり本家本元のビットコインに価値・価格で勝利することが絶対条件と言えそうです。
マイナーを味方に付けることが必要
では、具体的にビットコインキャッシュ(BCH)の価格が高まるためには、何が必要なのでしょうか?
前述の通り、基軸通貨になることは勿論のこと、マイナーを味方に付けて行く必要もあります。
マイナーがマイニングをすることで、ビットコインキャッシュ(BCH)のセキュリティを担保することができます。
また、ビットコイン(BTC)とビットコインキャッシュ(BCH)は同じPoWのアルゴリズムを採用しているため、容易にマイニングの切り替えが可能です。
そのため、場面場面によって、「今日はビットコインの方がマイニングして得だからこちらにしよう!」という形で行ったり来たりすることとなります。
しかし、ビットコインキャッシュ(BCH)の価値が高まれば、マイナーとしても価値が高く、そしてマイニングしやすい仮想通貨の方が魅力的なのでビットコインキャッシュ(BCH)のマイナーが増えることになります。
このように、ビットコインキャッシュ(BCH)自身の価値を高められるような施策を打つことが出来れば、今後も主要な仮想通貨の一銘柄として取り扱われていくのではないかと思われますし、場合によっては取引高1位を狙うことも出来るはずです。
ビットコインキャッシュ(BCH)はビットコイン(BTC)に勝てる可能性のある、唯一のコイン

ビットコインキャッシュ(BCH)はビットコインからハードフォークした第一号の仮想通貨であり、他のビットコインゴールドやビットコインダイアモンドと異なり、多くの取引所で取り扱われております。
少なくとも、ビットコイン派生の仮想通貨の中では、現時点で最も価値のある仮想通貨という位置付けです。
しかし、ビットコインのバブルが弾け、「本当に価値のある通貨はどれだ?」と世間が考え始めた時に、ビットコインよりビットコインキャッシュ(BCH)の方が機能的に優れているため、改めてその価値に注目が集まるのではないでしょうか。
ハードフォークがビットコインキャッシュ(BCH)の地位を確立する
ハードフォークは通常のICOと異なり、既存ユーザーを抱えたまま新たな仮想通貨を発行することが出来るので、知名度はすぐにあげることが出来ます。
現在はICOで資金調達がメインに新規通貨が発行されておりますが、いずれはハードフォークが新規通貨発行の主流となる可能性も大いにあります。
そうなった時に、ビットコインキャッシュは使いやすく、そして顧客も多く抱えている点で使われやすい通貨と言えます。
今後もビットコイン(BTC)だけでなくビットコインキャッシュ(BCH)にも注目していく必要がありそうですね!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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