こんにちは!ひでほい(@hidehoy)です。
ゴールデンウィークも終わり、そろそろ五月病の季節ですね。
4月に新卒で就職した皆さんは、元気でやっていますでしょうか?
最新の統計によると、転職する人の数は年々増加傾向にあるそうです。
「ブラック企業」という言葉も世間に定着してきたこともあり、新卒で就職したものの即転職を考える人も多いみたいですね。
ということで、今回は僕の体験談を踏まえて、退職や転職のリスクや、同じ会社に居続けるリスクについて書いていこう思います。
実は僕も最近会社をやめました
会社を辞める少し前の嫁との会話がこちら。
まぁ、そう言われますよね。。。
気持ちは分かります!笑
でも、仕事を辞めるだけで、別にニート宣言をしてる訳じゃないんですけどねー。
働いていた会社を辞めたあと、転職するなり、フリーランスとして働くこともできるんだし。
会社を辞めるって行為自体に拒否反応を示す人って結構いると思うんですよ。
ここ最近はだいぶマシになってきましたが。
退職や転職の話しになるとテンプレのように聞くフレーズがあります。
「退職や転職はリスクがあるから安易にするな、よく考えろ」
そう言われても、転職や退職を決断した人の多くは熟考の末の決断だと思いますけどね。
僕はこれまで3度転職をしていますが、リスク以上に得るものがあったと感じています。
僕が思うに、転職や退職に対して、みんな必要以上にビビりすぎじゃないですか?
今の時代、ひとつの会社に居続けても、給料が上がり続ける訳でも、終身雇用を保証してくれる会社なんて無いですよ?
僕なんかは、同じ会社に居続ける方が逆にリスクなんじゃないかと考えちゃいます。
会社をやめることのリスクとは?
最近マイホームを購入して、住宅ローンは35年!
去年、マイホームを購入しました。
返済期間は、35年ローンの変動金利です。
70歳過ぎても働かなくちゃいけない計算ですね(笑
僕はこれまで3回転職していて、その間ほぼニートやパチプロみたいなことをやっていた期間もありました。
それでも、住宅ローンの金利などは思いの他、好条件で融資してもらうことができました。
住宅ローンを組む時に、担当の方に色々聞いたんですが、最近は転職回数や勤続年数をあまり気にしない銀行も増えているみたいです。
仮に勤続3ヶ月だとしても、金利は割高になってしまいますが、結構な額を融資してくれる銀行もあるみたいですよ。
つまり、転職を繰り返したりしていて、履歴書がそんなにきれいじゃなくても普通に働いていれば社会的信用は得られるということです。
正直、僕もちょっと心配だったんですよね。
この辺を心配している人って意外と多いと思うのですが、あまり神経質になる必要は無さそうです。
住宅ローンがあったり家族がいるのに会社をやめることは無謀!?
家を買った直後に会社をやめる。
一般的に言えば、まさに最悪のタイミングかもしれません。
世間の人が僕をみたら「家族のことも考えろ」「無謀すぎる」「何を考えているんだ」なんて言われるわけです。
家族や親戚が心配するのは分からなくないですけどね。
色々言われるのも面倒なので、仕事を辞めたことは相手から聞かれるまでは近い人にしか言わないつもりです。
ただ、僕はそこまで無謀だとは思っていません。
住宅ローンの支払いについても、今払っている家賃と入れ替わるだけです。
家を買わなくても、必ず家賃は払い続ける必要がありますからね。
タイミング的にも住宅購入の前に退職してしまって、ローンの審査が通らないよりは全然マシじゃないでしょうか。
仮に、実家暮らしや一人暮らしで転職や退職を迷っているようだったら、リスクという点で言えば僕よりさらに少ないと言えます。
超優良ホワイト企業勤務であればリスクかも
そもそも今働いている会社をやめるリスクってなんでしょう?
収入がなくなる、世間体、職歴に傷がつく。
何をリスクと取るかは人によって違うかもしれませんね。
収入に関して言えば、失業保険というセーフティネットもあります。
受給開始までの期間を耐えれるくらいの、少しの貯金さえあれば半年くらいは問題なく生活できます。
その間に転職先を見つけるか、自分で事業を立ち上げるなどすれば再び収入を得ることができます。
あくまで一時的に途切れるだけです。
再就職や、事業を立ち上げるにはちょっと大変と感じるかもしれませんよね?
ですが、今の仕事を続けていても大変なことには変わりはないはずです。
別の種類か、少しだけプラスアルファの努力が必要になるくらいです。
これを、リスクと呼んでしまうにはちょっと大げさな気がします。
ただ、リスクと呼べるケースも存在します。
それは、大企業や優良企業で働いている人の場合です。
完璧な福利厚生とか、約束された多額の退職金とか、終身雇用とか、社会的ステータスを失うことになります。
その会社に入ることを目標にしていた場合なんかはなおさらですね。
でも「私が務めている会社は超優良ホワイト企業です」って言える人がどんだけいるかって話です。
そんな人は極々少数なはずですし、こんなページには興味すらないので辿り着いていないはず。
こういったケースに当てはまらないのであれば、世間が思っているほど無謀でもなければリスクでもないです。
僕が思うに、世の中ある会社をやめることへの無謀やリスクのイメージは、終身雇用や年功序列といった、今ではほとんど無い制度があった頃の名残りといった面が色濃いんじゃないでしょうか?
平成生まれだとそうでもないのかな?
転職、再就職なんて絶対になんとかなる
楽観的と思われるかもしれませんが、あえて言おう!
「転職なんて絶対になんとかなる」と!
なぜこんなことが言えるかといえば、これまで何度も転職して、たくさんの採用に携わった経験から来る確信があるからです。
会社にいることがどうしても辛かったり苦しい時は、もうやめちゃっていいと思います。
転職することで、前の会社ではどうやっても解決しなかった問題が一瞬で解決されちゃったりすることだって普通にあります。
体を壊しちゃってからでは遅いですからね。
田舎の田んぼで営業からSE、数人のベンチャーから大企業まで
僕は、普通の人より多くの職種と会社を経験している方だと思います。
新卒で入社した会社では、農機具の営業でした。
一日の半分は田んぼにいました。
人と話すのは嫌いではないので、これはこれで楽しかったですけどね。
その頃には、もうITバブルは弾けた後だったんですが、業界自体に漠然とした憧れみたいなものがあったんです。
営業の会社を1年勤めた後、さらに1年ほどのブランク期間を経てIT業界に転職しました。
年齢は25歳のときです。
意外となんとかなるもんですよ。
その後はステップアップのための転職を何度か繰り返して今に至ります。
そんな職歴のおかげで色々な経験をさせてもらいました。
入社時点では10人くらいだったベンチャーが100人以上の会社に急成長した後、今度は急激に業績悪化して倒産寸前に追い込まれたり、ゼロから新しい会社の立ち上げに関わったり、いわゆる大企業だったり。
そのお陰で沢山の人に出会えたりもしました。
そこでの経験や出会いは一生の財産とも言えますね。
採用担当にとって履歴書はどうだっていい
人が少ない会社だと、通常の業務と採用担当を兼ねるというのはよくある話しです。
僕も採用を含め、多くの面接を行ってきました。
新規採用、パートナー会社から人員の受け入れ、プロジェクトにアサインするメンバーの選定などなど。
中小の新規採用に限って言えば、履歴書は案外どうでもよかったりします。
マジでやばいヤツ以外、書類選考はだいたい通ります(笑
さすがに応募条件や要求スキルを大きく逸脱していたり、就職期間が半年や一年で繰り返されていた場合などはNGですけどね。
あとは面接次第。
面接も、自分のこれまでの経験をどのように会社に還元できて、即戦力であることをアピールできればかなりの確率で通ります。
逆に、質問に対して違う答えが返ってきたり、話すことがまとめ切れていない人などは印象悪いです。
中小やベンチャー企業の採用担当者の視点
先ほどもちょっと書きましたが、僕の履歴書は決して自慢できるようなもんじゃないです。
大企業では履歴書の学歴や職歴にちょっとでも傷があれば弾かれます。
アウトソーシングを使っている会社も多いので、そのへんは本当に無慈悲です。
一方、中小やベンチャーでは、普通に書いてある履歴書はだいたい通過します。
ですが、以外とまともに履歴書をかける人や、面接でしゃべれる人って少なかったりします。
そのため、ちょっと工夫したり、他と違うことをすれば、その中を勝ち抜くのはそんなに難しいことではないです。
面接を成功させるためのポイントは以外と少ない
企業が中途で人員を採用するときって、どの企業にも当てはまる基準のようなものがあります。
- 即戦力か
- 会社のために有益な人材か
- 一緒に働いていける人間か
ニュアンスは若干違うかもしれませんが、この3つを見てるのは間違いないです。
これは特に中小やベンチャーの方が顕著かもしれませんね。
つまり、ここをうまくアピールすればいいだけとも言えます。
例えば、事前に業界のことを調べて、その会社を取り巻く状況や、今後の戦略に関する資料を用意してプレゼンするとか。
このプレゼンの戦略が本当に有効かはさておき、重要なのは熱意です。
1、2時間で作った資料で1、2分のプレゼンをするだけです。
これだけで全然違ってきます。
プレゼンの中で一笑いでもとれば、さっきの3つの基準は全てクリアしたと言ってもいいくらいです。
要は、相手が何を見ているかを考えてアピールすれば、さほど難しくはないはずです。
同じ会社にとどまり続けることもリスク
会社をやめることや転職がリクスと言うならば、会社にとどまり続けることもまたリスクと言えます。
いつ何が起こるか分からない時代です。
今の会社に必死にしがみつくことが、本当に正解なのでしょうか?
僕が退職を考えた理由
そもそも僕が退職を考えた理由もここにあります。
どんな大企業でも、ちょっとしたことが原因で突然傾いたり、倒産したりする時代です。
今の会社にしがみついて将来は約束されるのか?収入源が一つで本当に大丈夫か?
という疑問が常にありました。
僕の場合、大きな会社ではありますが、まだ若い会社でキャリアプランが見えづらいというのもありました。
だったら、一度会社もやめて、今までの経験を生かし、真剣に自分で別な収入源を作ろうと考えたわけです。
別に借金して事業を始めるわけではないので、限りなくリスクは抑えているつもりです。
仮に半年や1年くらい活動して新しい収入源だけでやっていけない場合は、また就職すればいいだけです。
ただ、それまでの取り組みが完全に無駄になるわけではありませんし、多少なり副収入を得られるようになるかもしれません。
転職で大事なのは「慣れ」
「慣れたくねーよ!」って言われるかもしれませんが書いときますね。
正確に言うと、転職は慣れというよりは経験が「ある」か「ない」かってことが重要だと思うんです。
今改めて考えると、勤めていた会社が傾いた時に、動きが早かったのは仕事ができて転職経験のある人でした。
当然と言えば当然ですよね。
仕事ができる人は先見の明があって行動力もあるということです。
あとは、転職の経験があるからこそ、一歩めが早かったということもあると思います。
以前、後輩のエンジニアに「ひでほいさんってよくそんな簡単に転職できますよね。俺は怖くて無理っすよ。」
って言われたことがあります。
転職を怖いって思っている人って以外と多いんじゃないでしょうか?
この後輩なんて、SEとしてめちゃくちゃセンスがよかったので、望めばどんどんキャリアアップできたと思います。勿体無い。
でも、知らないものはなんでも怖く感じたりするものです。
実際に体験してみたらそうでもなかった、なんてよくある話しです。
何事も体験してみるというのは非常に大事なことです。
転職エージェントは絶対に活用すべき
最後に僕が使ってた転職エージェントとオススメの転職エージェントをご紹介しておきます。
転職エージェントによって、持っている案件も違うし、エージェント会社や担当さんの合う合わないもあると思います。
僕も転職する際は必ず3社以上は登録していました。
少しでも良い条件の転職先を見つけるためにも、複数の転職エージェントに登録しておくべきです。
普通に求人に応募するよりも、転職エージェントを通す事によって、条件が有利になったりする場合もあるので活用しない手はありません。
ハタラクティブ
正社員からの転職ではなく、新卒や就職浪人・フリーター・派遣などから正社員になることに特化したエージェントです。
実は転職エージェントに登録を断られる場合があるんです。
例えば、会社を辞めてからのブランク期間が長かったり、正社員経験がなかったりする場合です。
転職エージェントとしては、転職を成功させてナンボなので、転職させずらい人はいらない訳です。
そんなときに頼りになるのがハタラクティブです。
僕のように履歴書が汚かったり、ブラック企業に就職してしまいすぐに辞めてしまった人などは、ぜひ登録しておきましょう。
まとめ
今回は、僕の転職や退職に対する考え方や、退職に至った経緯などを書いてみました。
退職や転職を真剣に考えて、このブログに辿り着けるような人が転職や再就職できないはずがない、と僕は思います。
僕が最初の会社を辞めたときは、後先なんてほとんど考えていませんでしたから^^;
それに今の転職市場は、1970年代の高度経済成長期以来の売り手市場みたいですし。
家族や友人のアドバイスに耳を傾けるのも大事ですが、最終的には自分の人生なので自分で、しっかり考えて納得のできる選択をしましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事が少しでもお役に立ちましたらシェアしてもらえると嬉しいです。