ネム(NEM)が12月に入り、ついに暴騰しましたね!
仮想通貨の時価総額ランキングでは、常に10位前後をキープしていて、伸び代も十分だったコインだけに、僕としては予想通りの爆上げです。(ドヤ顔!!)
でも、ネムホルダーじゃなかったからって諦めるのはまだ全然早いです。
理由は、ネムは今後も好材料が豊富で、今回の高騰はまだまだ通過点の可能性が高いからです。
ということで、今日は改めてネム(NEM)についてのおさらいと、今後の将来性をみていきたいと思います。
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ネム(NEM)について知っておきたいこと
ネムについての詳細は、他のブログなどでもすでに書かれていると思いますので、今回は特に知っておきたいポイントだけまとめておきます。
ネムの概要
ビットコインをはじめとした仮想通貨が実際に運用されるようになったことで、その有用性以外にも、様々な問題や課題も見えてきました。
それらを解決するために生まれたプロジェクトがネム(NEM)です。
ちなみに、NEMという名前はNew Economy Movement(新しい経済活動)の頭文字が由来です。
ネムはその名前が示す通り、国や政府などに縛られない、金銭的な自由と平等や分散の原則のもと新しい経済活動を起こすことを目的としています。
こちらがネムの基本情報です。
- 発行日:2015年3月31日
- トークン名:XEM
- 総トークン供給量:8,999,999,999XEM
- 開発者:Utopianfuture
- 暗号化方式::Ed25519
- 認証アルゴリズム:PoI(Proof of Importance)
- 承認時間:約1分
- 公式サイト:https://nem.io/
- ホワイトペーパー:https://nem.io/wp-content/themes/nem/files/NEM_techRef.pdf
承認アルゴリズムに「PoI」を採用
ネムを語る上で一番重要なのが、ブロックチェーンの認証方式に「PoI」を採用していることです。
皆さんもご存知の通り、仮想通貨にはブロックチェーンという技術が使われています。
このブロックチェーンを使った分散台帳システムによって、取引台帳を複数のサーバーに分散させて保存することができます。
取引が発生する度に、保存してあるサーバーの取引内容を検証することで、その取引が不正な取引ではないことを確認するわけです。
そして、このブロックチェーン技術を用いた取引の検証・承認の方法にはいくつかの種類が存在しています。
PoW(Proof of Work)
一番メジャーなとこで言うと、ビットコイン(Bitcoin)で採用されているPoW(Proof of Work)があります。
この検証方式では、検証の報酬とてコインがもらえることからマイニングと呼ばれています。
その報酬を目当てに、最近では大手企業も相次いで参入しており、高度な演算能力を求められるマイニングは、個人でやるにはハードルが高くなり過ぎています。
個人でこんな設備を設けるのは、非現実的ですよね。
つまり、金持ちがさらに金持ちになるといった状況が生まれているのです。
PoS(Proof of Stake)
そこで登場したのが、PoS(Proof of Stake)です。
PoSではPoWのように、取引の検証作業の計算量ではなく、その仮想通貨の保有量に比例して報酬をもらえる仕組みです。
銀行の利子みたいな感じですね。
マイニングをする必要もないため、省エネで環境に優しく、現在では主流となっている認証方式です。
ただ、この方式も一般人へ富の再分配は行われません。。。
POI(Proof of Importance)
今までの認証方式の問題点を改善すべく、NEMが採用したのがPOI(Proof of Importance)です。
PoIでは、その仮想通貨の残高・取引回数・取引量などを元にImportance(重要性)がスコアリングされ、そのスコアに応じた報酬がもらえる仕組みです。
つまり、ネム(XEM)をただ持っているだけではなく、そのプラットフォームを積極的に使用することにより、恩恵が得られることになります。
「金銭的な自由と平等や分散の原則のもと」とかロビン・フッドみたいなこと言うだけありますね!
ハーベスティング
これが、ネムの本領であり、醍醐味と言えます。
取引の承認作業をしてもらえる報酬をビットコインではマイニングと呼びますが、ネムではハーベスティング(収穫)と呼ばれます。
ネムでは認証方式にPoIを採用しているため、ビットコインのような超ハイスペックなコンピューターは不要で、個人のコンピューターで報酬を得ることができるんです!
誰が収穫できるかは、Importance(重要性)を元に、ランダムで決定します。
Importanceが高得点だと、収穫できる確率が高まる仕組みです。
ただし、ハーベスティングを得るためには、ちょっとした条件があります。
それがこちら。
- XEM(10,000以上)を保持
- 公式ウォレット「NanoWallet」に登録(無料)
- パソコンを所持
条件といっても、たったこれだけです。
ビットコインのマイニングに比べると、いかに手軽に報酬をもらうことができるかお分かりいただけるかと思います。
カタパルト
カタパルト(Catapult)とは、NEMの機能をアップデートするプロジェクトのことです。
実装時期は、2017年予定だったのが、2018年へと延期が発表されています。
そのアップデートの中でも、特に注目されているのが処理能力の向上です。
まず、主な仮想通貨の処理速度をみてみましょう。
- ビットコイン(BTC):14件/秒
- イーサリアム(ETH):15件/秒
- リップル(XRP):1500件/秒
処理速度で注目されたリップルが際立っていますね。
しかし、ネムのカタパルトの実証実験では「平均3000件/秒、最高4142件/秒」という数字を叩き出しているんです!
これは世界一の処理能力を持つと言われる、クレジットカードの「VISA」の「平均4000~6000件/秒」に迫る処理能力と言えます。
つまり、カタパルトが実装されればビットコインやイーサリアムが散々悩まされている、金詰まりを引き起こすスケーラビリティの問題を完全に解決することができます。
ネムの価格が高騰する理由
前置きが長くなってしまいましたね(汗
ここからが本題です。
今後もネムの価格が上がり続ける理由や材料をみていきましょう。
12/21から中国の「WeChat」アプリ内でネムが使えるようになる
「WeChat」とは、中国版のLINEと呼ばれているアプリです。
これの何がすごいかについて、少し解説します。
実は中国ではスーパーファイアーウォールの存在により、海外製のメッセージアプリが全てブロックされていて、事実上「WeChat」一択の状況です。
つまり、「WeChat」は中国では市場を独占していることなります。
そしてこれを補強する好材料もたくさんあります。
- Wechat payの取引規模は100兆円超(Suicaは数兆円)
- 中国では自国通貨にあまり信用がない(仮想通貨にお金が流れる可能性)
- 中国ではモバイル決済率が非常に高い
- 中国の人口は14億人。仮に1/3が1,000円分のネムを持っただけで、約4000億円分必要
よく中国へ出張する友人に聞いたら、中国ではWechat payはみんな当たり前のように使っているそうです。
overstock.comが決済方法としてネムを導入
「overstock.com」はアメリカの大手ECサイトです。
既にビットコインでの決済は可能でしたが、追加で複数のアルトコイン決済が可能となり、そのうちの一つとしてネムが採用されました。
こんな感じで、ビットコイン以外のアルトコインも選択できるようになっています。
「overstock.com」で安定したアルトコイン決済が行われれば、他のECサイトへの仮想通貨決済の導入に拍車がかかることが期待されます。
韓国取引所「Coinlink」へ上場予定
仮想通貨大好き国家である韓国の取引所「Coinlink」へ2018年1月に上場予定です。
また、「Coinlink」を運営してる会社とNEM財団は、共同でのマーケティングおよびイベントを推進する契約も結んだそうです。
パブリックな発表なので、ガセネタってことはなさそうです。
韓国語ですが、こちらがソースです。
http://m.news.naver.com/read.nhn?mode=LSD&mid=sec&sid1=101&oid=014&aid=0003922050
カタパルト(catapult)の実装
上でも触れたカタパルトの実装が控えています。
これでmijinはもう銀行、ファイナンス、ポイント、エネルギー、不動産、ロジスティクス、行政、社内セキュリティ、認証とほぼ想定される全ての分野で一通り第三者による実験がそろいました。そろそろ、クラウド型の一般向けのサービス開始とカタパルト公開への下地造りが終わります。 https://t.co/509dza2dcj
— Takao Asayama 🔗 朝山貴生 (@TakaoAsayama) 2017年8月24日
ネムの台帳管理システムの基幹部分の「mijin」への実装とβテストは終了していると言うことなので、そう遠くない時期に実装されると予想しています。
カタパルトが実装され、正常に稼働すれば間違いなくネムの価値は上がります。
ネムが100円未満で買えるのは今だけ!?
今後ネムの価格がどうなっていくのかは誰にもわかりませんが、100円未満で買えるのは今だけかもしれません。
もしかすると来年には、ハーベスティングの条件である10,000XEMが手の届かない額になってしまう可能性もあります。
僕はまだハーベスティングに参加するほどXEMを持っていないので、価格が高騰するのはもう少しだけ待って欲しいところです(笑
もしまだ仮想通貨の口座を持っていなかったら、買うタイミングを逃さないように、口座にアカウントだけでも作っておくと安心ですよ。
僕のおすすめはZaif(ザイフ)です。
Zaifを運営しているテックビューロ社は、NEMと同様のブロックチェーン技術を用いたサービスであるmijinの開発にも携わっており、NEM財団の日本支部なポジションにいます。
それもあり、ZaifではNEMユーザーを非常に大事にしています。
例えば、NEMを他の取引所やウォレットからの送金時に、手違いやミスをした場合、Zaifであれば解決までサポートをしてくれます。
また、手数料もかなり低めに設定されています。
NEMをコインチェックで購入した場合、6〜7%の手数料が設定されているのに対し、
Zaifの取引板だと0〜0.1%です。
もちろんZaifは日本の取引所なので、日本語と日本円での取引が可能です。
身分証明書の提示も全てWeb上で完結しますので、とっても簡単です。5分もあれば取引開始できちゃいます。
数百円単位から仮想通貨が買えるので、まずは小額で取引に慣れておくと良いかもです。
まとめ
ネムは、市場の拡大が見込めるのと同時に、ユーザーに平等な認証方式の「POI」やカタパルトの実装で将来性もあるので、今後はさらに注目されそうです。
僕もお金に余裕ができたら、少しずつ買い増して行こうと思います!
ハーベスティングができるようになったら、また報告記事書きます(^^)
最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事が少しでもお役に立ちましたらシェアしてもらえると嬉しいです。
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