今日は、モナコインについて解説していきます!
このモナコイン(monacoin)ですが、名前は聞いたことがあるけど詳しくは分からないって人も多いんじゃないでしょうか?
このコイン、他の仮想通貨とは違った、ちょっと不思議な雰囲気があるんですよね。(そう感じるのは僕だけ!?)
そんなモナコインですが、今後ますます注目される可能性もありますので、今のうちに理解を深めておいて損はないはずです。
目次
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モナコイン(MONA)とは?
モナコイン生い立ち
モナコインとは日本初、日本発祥の仮想通貨です。
誕生は2013年12月、正式なリリース日は2014年1月1日。
掲示板サイトの「2ちゃんねる」から生まれた「モナープロジェクト」によって開発された通貨です。オープンソースとして開発されており、「モナープロジェクト」ではコイン自体の運営はしていません。
最初はライトコインと同じ属性を持っていたモナコインでしたが、現在は独自の発展を続けています。
ちなみに、名前の由来は2ちゃんねるで愛されている猫のようなキャラクター「モナー」から来ています。
モナコインの特徴
2017年10月から国内大手仮想通貨取引所であるbitFlyer(ビットフライヤー)に上場しました。
そのタイミングで史上最高値を更新しています。
そんな勢いに乗っている、モナコインの主な特徴がこちら。
- 総発行枚数は1億512万枚
- 時価総額で世界トップ30位以内
- 個人情報の入力が不要の場合が多い
- ブロック生成間隔が90秒毎(実用的だがセキュリティ面で不安も)
- 通貨単位はMONA
- SegWitが実装されている
ここでチェックしておきたいのが、モナコインでは既にSegWitが実装されているという点です。
2017年4月27日にされ、モナコインはSegWitが実装された世界初のコインでもあるんです。
取引処理向上のアップデートのことで、具体的にはブロックチェーンにおける一つのブロックに入るトランザクション(取引)を圧縮することを指します。現在ではビットコインやライトコインともにSegWitはアクティベートしています。
この点でモナコインは優秀と言えます。もしかしたら、今後また世界初の技術を導入するかも知れませんね。
モナコインを使うメリットとは?
モナコインを使う最大のメリットは、何と言っても「個人情報を知られることがない」ということにあります。
一般的に仮想通貨を使って取引する場合は必要事項を入力することが多いですが、モナコインは簡単な登録だけで使えます。
個人情報を一切入力せずに使えるため、ネット上で使う場合でも安心して送金ができます。
そのため、初心者でも気軽に使える仮想通貨とも言えます。
モナコインの使い道
ではこのモナコイン、実際にどのような場面で使われるのでしょう?
当初は、ネット上の「投げ銭」で使うことが想定されていたようです。
つまり、2ちゃんねるで秀逸な回答をしたり、ニコニコ動画で面白い動画を作った人への報酬などです。
ですが、実際に世の中に出回ってみると、意外な形でモナコインが使われることが多くなっています。
例えば、アマゾンギフト券と交換したり、中にはモナコインで土地を売買する人もいたりと用途の幅がかなり広がっています。
実際に使える場所
モナコインは「2ちゃんねる」から生まれた仮想通貨のため、「2ちゃんねる」とゆかりのある特定のコミュニティ内などで決済が可能です。
実際にモナコインを決済方法として利用できるサイトを一部ご紹介します。
Monappy
Monappyは「貯めるウォレットより使うウォレット」を目指すモナコインの総合コミュニティです。ウォレットサービスは送金手数料無料で利用できます。モナコイングッズも販売されており、もちろん決済方法はモナコイン。
Ask Mona
Ask Monaは「2ちゃんねる」の要素を取り込んだ掲示板です。秀逸な投稿に対しモナコインを送ったりもらったりできます。
ark
arkは秋葉原にお店を構えるパソコンショップです。arkではモナコイン以外にもビットコイン決済も対応しています。
Bitcoinmall
Bitcoinmallは仮想通貨専用のECサイトです。現在はモナコインとビットコインでのみで決済が行えます。家電やキッチン用品、スポーツ用品やおもちゃまで扱っています。
日本で生まれた仮想だけあって、今後も使える場所が増えていくかも知れませんね。
モナコインは初心者におすすめ
先ほど、モナコインはビギナーにも使いやすい仮想通貨というお話をしました。
実はそれ以外にも仮想通貨の初心者の方におすすめできる理由があります。
それは、仮想通貨を理解する上での勉強のしやすさです。
いきなりビットコインやイーサリアムを調べても、ブロックチェーンやスマートコントラクトなど、聞きなれない言葉がたくさん出てきます。これでは仮想通貨の面白さを理解する前に挫折してしまうかもしれません。
それよりも、まずはモナコインで実際に取引などを行うことで、仮想通貨のイメージをつかむことができます。
相場もイベント等に反応しやすく、わかりやすい動きをすることが多いのです。
持っていない人は買い時かも
現在は半減期が終わって値が安定しています。
ここからもし下がるとしても、おそらく40円を切ることは無いと僕は予想しています。
モナコインを取引するなら、やっぱり流通量が日本一のbitFlyer(ビットフライヤー)です。
口座開設は、証券やFXの口座に比べかなり簡単です。3分もあればできちゃいます。
bitFlyerの口座開設は今後有料化するとの噂もありますので、早めにやっときましょう!
半減期から3ヶ月ほど経ってますが、50円台くらいで安定しています。
もし、今買った場合は次の半減期まで放っておくつもりで良いと思います。
半減期についても少し触れておきますね。
モナコインの半減期
モナコインの半減期は1,051,200ブロック毎とされています。
これは約3年に1度の計算になります。
1回目の半減期は、2017年7月16日にすでに終了しています。
半減期の直前は他の仮想通貨と同様に価格を大きく上げました。
半減期とは、マイニングによる報酬が減るタイミングです。半減期はインフレ防止のためのデフレ演出とされています。市場に出回るコインの枚数が少なくなるので、半減期前は価格が上昇しやすい傾向にあります。
モナコインの半減期は約3年に一度とされているので、次の半減期は2020年の7月頃と推測されます。(※時期はブロック生成スピードでズレる可能性があります。)
モナコインの今後と将来性
気になるモナコインの今後の価格の推移や、将来の伸び代ですが、個人的には爆発的な伸びは期待できないと考えています。
理由は、現在は日本の市場だけで広まっている通貨ということが挙げられます。
これは他の仮想通貨に比べると市場がかなり限定的です。
そのため、一部のユーザーにファンが多い通貨ではありますが、投機として大きな資産を作る目的には不向きと言えるかもしれません。
まとめ
今回はモナコインについての記事を書きましたが、ほんと面白いコインですよねー。
仮に、全世界にモナコインが広まるようなことがあれば大きく価値を上げることになりますが、用途などを考えると爆発的に広まる可能性は少ないでしょう。
しかし、仮想通貨の入門として選ばれたり、使える場所も増えてくることを考えると、日本に仮想通貨の文化を浸透させてくれるコインになるかもしれませんね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事が少しでもお役に立ちましたらシェアしてもらえると嬉しいです。
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