こんにちは、ひでほい(@hidehoy)です!
Lisk(リスク)は日本の大手取引所であるcoincheck(コインチェック)に上場していることもあり、日本ではかなりメジャーな通貨です。
さらに、1/31にはbitFlyer(ビットフライヤー)にも上場を果たしました。
リップル(XRP)やネム(XEM)と同様に熱狂的なファンやガチホ勢が多いことも有名ですよね。
実は僕もその一人。
ということで、今回はガチホ勢が考えているLiskの魅力を解説したいと思います!
もちろん、贔屓目のただのポジトークじゃなく、あくまで第三者的な視点で書きますので心配しないでください(笑
目次
Lisk(リスク)とは?
Liskの概要
まずは基本情報から。
- 発行日:2016年5月
- ティッカー:LSK
- 発行上限:なし
- 発行数:約117,075,000 LSK(1/16時点)
- 承認アルゴリズム:DPoS(Delegated Proof of Stake)
- ブロック生成速度:約10秒
公式サイト:https://lisk.io/
ホワイトペーパー:http://golemproject.net/doc/DraftGolemProjectWhitepaper.pdf
1/16時点の時価総額は19位と上位に位置していますが、取引高では30位前後とやや控えめ。
2017年の価格上昇率は127倍で、これはコインチェック銘柄の中では、NEM(ネム)の190倍に次いで2番目の上昇率です。
Lisk(リスク)の主な特徴
Liskという名前の意味
特徴的と言えば、まずは名前です。
カタカナで書くと、なんとも縁起の悪い名前ですよね(笑
でも知っておいてもらいたいのは、Liskの本当の意味です。
リスク(=Risk)は英語で「危険」を意味しますが、Liskは「簡単」を意味します。
実はこれ、Liskを理解する上で、非常に重要なポイントなんです。
この「簡単」というキーワードはLiskのコンセプトそのものだからです。
例えば、
スマートコントラクトを使って契約を自動化して簡単に行えたり、
SDKを利用して、誰でも簡単にアプリなどの開発が行える、といった具合です。
この辺については、後ほど詳しく解説します。
分散型プラットフォーム
あと押さえておきたいのが、Liskはイーサリアム(ETH)やネム(XEM)と同じ「プラットフォーム型」に分類される通貨ということです。
これに対し、ビットコインやリップルなどは「決済型」と呼ばれ、主に資金移動を目的としています。
Liskはより正確に言うと「分散型アプリケーションプラットフォーム」で、通称「DApps」とも呼びます。
この「分散型アプリケーションプラットフォーム」を簡単に説明すると、特定のサーバーや管理者などを置かず、参加者全員がお互いのサーバーに相互にアクセスしながら管理する仕組みを指しています。
こちらは、東京で行われたミートアップの様子。
Lisk財団のCEO、Max Kordek氏をはじめとして、運営側が積極的に情報発信をしているのも好感が持てます。
イーサリアムとの違いは?
「スマートコントラクト」、「分散型プラットフォーム」など共通点が多いことから、Liskはよくイーサリアム(ETH)と比較されることがあります。
では違いはどこにあるのでしょう?
たくさんあるのですが、大きなところで言うと、この2つです。
- サイドチェーン技術の採用
- javascriptで開発可能なため開発者にとって敷居が低い
この違いで、イーサリアムのウィークポイントを克服したとも言えます。
この2つを、もう少し詳しく解説します。
サイドチェーン技術を採用
イーサリアムは、メインのブロックチェーンにコントラクトの内容が全て書き込む仕様です。
これにより、取引量が増えればビットコイン同様に、ブロックサイズ問題が引き起こされるという弱点がありました。
さらに、コントラクトの内容をメインチェーンに記述するため、プログラムにバグや脆弱性があった場合、それがそのままセキュリティの問題へ繋がる恐れも存在します。
リスクでは、これらの問題を解決するためにサイドチェーン技術を採用しました。
サイドチェーンを導入したことにより、メインのブロックチェーンから枝分かれしたサイドチェーンに、コントラクトの処理を任せることが可能になります。
つまり、コントラクトのプログラムに致命的な問題が生じたとしても、メインのブロックチェーンまで影響が及ばないというメリットが生じます。
また、取引処理速度に関しても、好影響があると見られています。
開発言語がjavascriptで開発可能なため開発者にとって敷居が低い
これも非常に大きなポイントです。
イーサリアムを開発する場合、Solidityというプログラミング言語が必須でした。
それに対し、Liskでは「javascript」での開発が可能です。
javascriptはWeb系エンジニアであれば、誰しも触れたことがある言語なので、イーサリアムに比べれば参入障壁は断然低いと言えます。
また、開発ツールであるSDKも用意されているのも、開発者が比較的容易に参加できる要因の一つです。
開発者の確保というのは、プラットフォーム発展のためには欠かせない要素です。
フォージング(Forging)とヴォーティング(Voting)
Liskには「フォージング(鍛造)」と呼ばれる、ビットコインの「マイニング」にあたるシステムがあります。
ビットコインと同様に、取引承認者には取引手数料に加え、新規のLSKが報酬として与えられます。
でも、このフォージングはビットコインのマイニングに負けず劣らず敷居が高く、誰でも行える訳ではありません。
しかし、Liskはビットコインと異なり、誰でも簡単にLSKを獲得することができる「ヴォーティング(投票)」という仕組みが存在します。
具体的なやり方は、Lisk公式のウォレットである「Lisk nano ウォレット」にLSKを移した後、フォージングを行う人に「投票」をするだけです。
たったそれだけで、誰でも1000LSKあたり毎月7~9LSKが貰えます。
年利で考えても、非常にお得なシステムと言えます。
Lisk(リスク)魅力は?投資する価値はあるの?
最後に、Liskの今後についてです。
ちなみに、僕はLiskに投資する価値は十分にあると思っています。
その主な理由がこちらです。
Liskはまだ始まってすらいない
Liskの現在のバージョンってご存知でしょうか?
1/16現在、0.9です。
そうなんです。
実はLiskは、正式版である「LISK core 1.0.0」がリリースすらされていないんです。
本来のロードマップでは、2017年9月にリリース予定だったのが、2017年中に延期され、その後に再々延期となり、2018年1月末リリース予定となっています。
この「LISK core 1.0.0」へのメジャーバージョンアップを持って、Liskは初めてICOプラットフォームとしての真価を発揮します。
過去にイーサリアムの価格が高騰したのは、ETHを使ったICOがスタートしたことがキッカケです。
LSKを使ったICOがスタートすれば、Liskの価格が高騰するのは必然と言えるでしょう。
ここで懸念があるとすれば、アップデートの再々々延期くらいです(ありそうだから困る笑)
仮に延期されたとしても、運営が信頼できそうな感じなので、開発が完全に頓挫するということは無いと思っています。
リブランディング
Liskは、2018年2月20日にリブランディングを控えています。
The day has come - click below for your chance to be part of the #Lisk Relaunch on February 20th. If you want to attend this #blockchain event in #Berlin, better hurry - tickets will go fast! 🏃♂️ https://t.co/btYNxILZYu
— Lisk (@LiskHQ) 2018年1月10日
リブランディングとは、ロゴや通貨名、公式サイトのレイアウトなどを刷新することによって、ブランドイメージを高めると共にブランドの認知度向上を目的としています。
最近だと、「DarkCoin」→「DASH」、「Antshares」→「NEO、「DogcoinDark」→「Verge」と名前を変えてリブランディングした通貨が、直後に値を上げた例も沢山あります。
ただ、東京ミートアップでのCEOマックス氏の話では、Liskという名前は変えないとの事です。
それでも、相当な資金と時間をかけてリブランドを行っているらしく、リブランディングの内容にはかなり期待ができそうです。
半減期が毎年ある
半減期とは、マイニング報酬が減るタイミングのことです。
Liskの場合はフォージングですね。
トレーダーにとっては、通貨の希少価値を上げることから好材料として捉えられています。
他の通貨でも、半減期を迎えたタイミングで多くの場合は値を上げています。
その半減期が、Liskは毎年存在します。
ちなみにビットコインは4年に一度です。
こちらが、そのスケジュール。
2016年(1年目) 1ブロックあたり5枚
2017年(2年目) 1ブロックあたり4枚 ←11/17
2018年(3年目) 1ブロックあたり3枚
2019年(4年目) 1ブロックあたり2枚
2020年~(5年目~) 1ブロックあたり1枚
半減期のタイミングは、日時ではなく一定ブロックに到達したタイミングで発生します。
ですが、ブロックの進行速度から、あらかじめ半減期の日時を予測することもできます。
2017年には、11月17日に半減期を迎え、実際にLiskが高騰しています。
2億枚が発行されるまで、20年以上もかかるため、インフレを起こす心配はほとんど無いと言えます。
国内外の大手取引所にまだ上場していない
イーサリアムやライトコインなどは、現在多くの取引所で取引されていますが、Liskは国内ではまだcoincheck(コインチェック)でしか取扱いがありません。
※2018/1/31からbitFlyer(ビットフライヤー)でも取扱を開始。
過去にモナコインがビットフライヤーに上場した直後に数十倍に高騰したり、モネロが韓国の大手取引所ビッサムに上場決定が発表されて価格が2倍になった例もあります。
Liskもかねてから大手取引所へ上場の噂があります。
もし上場することになれば、間違いなく価格へ影響するはずです。
まとめ:Liskはまだ始まってすらいな今がチャンス
今回はLisk(リスク)についてまとめてみました。
上でも触れましたが、Liskは正式バージョンである「LISK core 1.0.0」が未リリースのため、実はまだスタートラインにすら立っていないのです。
それで、この知名度と価格です。
ここからも、Liskへの期待値の高さがうかがえますね。
Liskは今のスケジュール通りに、1月末に1.0.0をリリースすると、今度はすぐにリブランドを控えています。
さらにはLiskのプラットフォームを利用したICOも開始。
ここからはトントン拍子で、価格が高騰する可能性があります。
そのため、この価格で購入できるのは最後のチャンスかもしれません。
もしまだ仮想通貨の口座を持っていなかったら、買うタイミングを逃さないためにも、口座にアカウントだけでも作っておくと安心ですよ。
僕のおすすめはbitFlyer(ビットフライヤー)です。
現在取引停止中のコインチェックを除けば、ビットフライヤーは日本語と日本円でLisk(リスク)の取引ができる唯一の取引所です!
身分証明書の提示も全てWeb上で完結しますので、とっても簡単です。5分もあれば取引開始できちゃいます。
数百円単位から仮想通貨が買えるので、まずは小額で取引に慣れておくと良いかもです。
Binance(バイナンス)はLiskの取引板があるため、コインチェックやビットフライヤーに比べ割安でLiskを手に入れることができます。
ただ海外の取引所のため、送金や買い方に慣れるまで時間がかかるかもしれません。
最初は、操作が簡単なビットフライヤーがオススメです!
いかがでしたでしょうか?
Liskに熱心なファンが居る理由を少しでも感じてもらえたらうれしいです^^
最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事が少しでもお役に立ちましたらシェアしてもらえると嬉しいです。
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