キッズウィークとは?目的や効果は?政府が新たな大型連休を検討

キッズウィーク

2018年4月から始まる新たな大型連休

プレミアムフライデーに続き、政府が新たな休日の創設を検討しているそうです。

その名も「キッズウィーク」。

名前だけでは、いつの休みなのか、どんな休みなのか全然ピンと来ないですよね(笑

一体、どんな連休になるんでしょう?

気になったので詳細を調べてみました。

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キッズウィークとは?

キッズウィークとは、ひとことで簡単に言うと、
2018年4月から開始を目指している、新たな大型連休なのですが、「山の日」のように新たな休日が増える訳では無いんです。

ではどうやって大型連休を生み出すのかというと、学校などの夏休みを5日間短縮し、その短縮した分を他の月の平日に充てるというものなんです。

その平日に振り替えられた休日が「キッズウィーク」という訳です。

こんなイメージですね。

170523_キッズウィーク-2(引用:AbemaTV 原宿アベニュー)

 

このキッズウィークの期間ですが、地域ごとに違うらしいんです。

これは全国各地でキッズウィークをずらして設定することにより、大型連休を分散させ、交通手段や宿泊施設、観光地などの混雑を防ぐのが目的ということのようです。

なるほど、これは良い考えですね!

と思うのですが、一点だけ気になる点があります。

「大人のキッズウィーク」はどうなるのでしょう?

安心してください!

仕事をしている社会人でも、子どものキッズウィークに合わせて休日を取れるよう、政府から企業に要請をしてくれるようです。(ただし、絶対に休めるとは言ってない笑)

ただ、実現に向けて現時点ではまだまだ荒削りな感じは否めません。
地域別に休日を振り替える期間などの、細かな部分はこれから議論されるようです。

ネットでのキッズウィークに対する反応

世間でキッズウィークはどう捉えられているのでしょう?
気になる意見をまとめてみました。

Twitterでは、こんな意見がツイートされています。

子どもが平日休みになっても、
面倒をみる人がいないと大人は休めないですもんね。

こちらの意見も、ごもっともです。
熱中症被害のニュースが増えてしまいそう。

プレミアムフライデーもそうですが、
サービス業やインフラ業で働いている方への配慮も考えて欲しいですね。

最近は、晩婚や未婚って方も増えてます。
子どもがいない方にとっては当然の反応かもしれません。

うーん、予想通りの反応というか、やっぱりそうなっちゃいますよね(笑

政府が休み方に積極的なことは、とても良いことだと思います。

ただ、今回のキッズウィークに関しては、政府がいくら企業へ休日を取るよう働きかけたとしても、企業が本気で実施に取り組むかは疑問が残ります。

プレミアムフライデーの二の舞になる可能性は?

新しく創設された余暇といえば、プレミアムフライデーが記憶に新しいですよね。
実施企業は一部の大企業に限られ、お世辞にも浸透しているとは言い難い状況です。

キッズウィークが実際に施行された場合はどうでしょう?

もし、仮に大人もキッズウィークを休めるように政府が企業へ強めの圧力をかけたとします。
その場合、正社員などは良いかもしれませんが、時給制で働くアルバイトやパートは、休みになった日数分の収入がそのまま減ってしまうことになります。

また、サービス業で働く人にとっては忙しい日が増えてしまい、逆に休みが取りづらい状況になりかねません。

政府は無理に大型連休を増やすよりも、好きな時に有給休暇を取得できる風潮を促すような施策をしてくれた方が、大人にとっても子どもにとっても、ありがたいのではないでしょうか。

働きすぎはよくないですよー。

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