欧州1部リーグで日本人初のシーズン通算20得点
侍ジャパンでもレギュラーに定着しつつある久保裕也選手の活躍が止まりません。
25日に行われたジュピラー・プロ・リーグ・プレーオフ1第5節のズルテ・ワレヘム戦でもゴールを決めました。
このゴールが、3試合連続のゴールとなり、
1月のヘント移籍後から数えて通算8得点目。
スイス・ヤングボーイズでの得点を加えると、今季20点となって、
欧州1部リーグでの日本人シーズン最多記録を更新しました。
とはいえ、本田や香川に比べてまだまだ知名度が低い久保裕也選手。
ここ最近の活躍で、海外の反応も凄いそうです。
もしかすると、日本より海外の知名度方が高かいかもしれませんね。
ということで、
そんな久保裕也選手がどんな選手か気になったので
いろいろと調べてみました。
プロフィールと経歴
プロフィール
名前 久保裕也(くぼゆうや)
生年月日 1993年12月24日(23歳)
出身地 山口県山口市
出身校 山口市立鴻南中学校、立命館宇治高校
身長 178センチ
体重 72キロ
血液型 A型
ポジション フォワード
背番号 31
利き足 右足
好きな食べ物 寿司
経歴
ユース経歴
2009-2010 京都サンガF.C. U-18
クラブ経歴
2011ー2013 京都サンガF.C.
2013ー2016 ヤングボーイズ(スイス)
2016- KAAヘント(ベルギー)
代表経歴
2009 日本 U-16
2010 日本 U-17
2010ー2011 日本 U-18
2011ー2012 日本 U-19
2015 日本 U-22
2016 日本 U-23
2016 日本 11月のオマーン戦でA代表デビュー
こうやって見てみると、16歳のころから日本代表入りしておりますので、この頃から光るものはあったのでしょう。
ではここから久保裕也選手の来歴をご紹介していきます。
なんと、久保裕也選手のご両親は、共に格闘家なんです。
父親は柔道、剣道、空手、
母親は合気道、
をやっていたといいます。
そう言われて見ると、久保選手って感情を表に出さず寡黙な感じで、サッカー選手というよりも格闘家っぽくも見えますね。
その格闘家の父ですが、かなり厳しい父親だったそうで、グレるヒマもなかったとか。
サッカーを始めたのは5歳の頃で、小学校まではDFの選手でしたが鴻南中学校サッカー部時代にフォワードへ転向。
中学2年生の時に京都サンガFCのスカウトの目に止まり、
中学校卒業後に京都サンガFCの下部組織へ入団することとなります。
2010年に、トップチームに昇格。
2011年に、久保裕也選手がJ2の試合に初出場。
これがJリーグ初出場となります。
この時に、初出場、初得点を挙げる快挙。
その後、2013年19歳の時にスイスのヤングボーイズへと移籍することとなり、ここから久保選手の欧州でのチャレンジが始まります。
プレースタイルは?どこが凄いの?
では実際のプレースタイルはといいますと、
一言でいうならば、万能型の攻撃的な選手です。
もともとはフォワードとしてプレーしていましたが、基本的な技術が高く器用なこともあり、本来のポジション以外のトップ下やサイドのポジションでプレーする機会も増えています。
ヤングボーイズでは、主にトップ下を任されていましたね。
現在所属するヘントでも、3トップの右ウイングでプレーしていることが多いです。
また、現在の日本代表でも2列目の右サイドが中心となっています。
プレーの特徴はというと、
- プレーがシンプルで速い
- 高いテクニックとスピードを兼ね備えている
- 左右両足で強烈なシュートが打てる
などが挙げられます。
攻撃面の技術と能力が全般的に高いところと、左右の足どちらでもシュートを放てることに加えて、日本人プレーヤーとしては珍しく、ボールを持ちたがらず、球離れが早いことも強みです。
サイドでボールを受けても、早めのクロスや、裏に抜けた際もなるべく早くシュートを打つ、とシンプルですが非常に相手が嫌がる選択をします。
現在の年俸や移籍金は?
まずは、移籍金です。
2017年1月に、スイス1部リーグのBSCヤングボーイズから
クラブ史上最高額推定350万ユーロ(約4億2000万円)で
ベルギー1部のヘントに移籍しました。
しかも、契約期間は2020年6月までの3年半とかなりの長期契約。
久保選手への期待の高さを伺わせます。
気になる年俸ですが、ヘントでの年俸は非公開となっています。
それでも気になったので、少し調べたところ、
ベルギーリーグの平均年俸は、約3750万円ということなので、
まず間違いなく、3750万円以上はもらっているでしょう!
今後の移籍は!?
先日、久保選手がスイスへ移籍することになったきっかけを作った、代理人のマウリツィオ・モラナさんが、今後の移籍について言及していました。
その際に久保選手の欧州初挑戦の舞台にスイスを選択した理由をこのように述べていました。
「ほとんどの日本人選手はブンデスリーガを選択する。
ただ、私は久保をヨーロッパに適応させるため、ヤングボーイズに連れて行こうとした。
技術は十分だったし、まずはプレーしなければならない。
プレッシャーもそれほど大きくはないしね。」
マウリツィオさんによれば、ステップアップを見越してのスイスという選択だったわけです。
そして今後の移籍についても言及しています。
「今は中間段階」としながらも、
「あまり言わないでくれ。選手は常にベストを尽くそうとしているし、ヘントはハイレベルなプレーオフを戦う」と今後の去就に関する詳細のコメントは避けたようです。
一方で、移籍先の候補としてブンデスリーガ、リーガ・エスパニョーラ、セリエAを挙げ、プレミアリーグは「彼のような選手には身体的に厳しい」と見解を示してもいます。
つまり、次の移籍先は、ブンデスリーガ、リーガ・エスパニョーラ、セリエAのどこかとなる可能性が高そうです。
まとめ
今回は、久保裕也選手の経歴、プロフィールとプレースタイルなどをご紹介しました。
18歳にしてA代表初選出されたものの、これまで日本代表では活躍の機会がなかった久保選手。
リオオリンピック本大会のときには、所属チームのヤングボーイズの反対で出場できなかったという経緯もあります。
そういったことも含めて、本人的にはA代表で頑張りたいという気持ちは人一倍強いのではないでしょうか。
今後も、クラブチームと日本代表で久保選手の活躍を楽しみにしたいですね!
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